『グラビコーダー』を導入しました。
かみ合わせのセオリーによると、最適な顎の位置は下顎の筋肉の緊張のとれた所である。そして生体はリモデリング(再生)を繰り返す。
5年もたったら、生体は、再生され5年前とは違う新細胞で構成されている。
では、実際に歯が悪い人に被せ物をしたり、入れ歯をいれる時期はいつが良いのか?どこが最適なのか?いつまでリモデリングするのか?
これが最近の診療での悩みでした。
それで、この体のバランスを測るグラビコーダーを導入しました。
悪いかみ合わせが良い方向に行った時、人間の体のぶれも少なくなるのです。
実際にスプリントという顎関節治療装置を入れる前と入れた後でデーターを取ってみました。これは院長のデータ−ですが、(院長はやや顎関節症気味)確かに体のぶれが少なくなりました。下顎の緊張が取れると体もぶれなくなる事がわかりました。
当院ではこの装置で測りながら被せ物や入れ歯を入れる時期を決定してきます。
矯正前と矯正後で体が良い方向に行っているか測定します。
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閉眼で装置なしで 起立した場合 |
顎関節治療用装置を装着し、 開眼で起立した場合 |